【上新電機（8173）の株主優待】クロス取引での取得方法とコストシミュレーション

上新電機「株主ご優待券」

この記事は、株主優待の取得にクロス取引を利用することを前提に執筆しています。

上新電機（8173）の株主優待
上新電機（8173）の企業紹介
上新電機（8173）の株主優待をクロス取引で取得する方法とコストシミュレーション
1. クロス取引の前に最低限の数値DATA等を把握
2. クロス取引の方法とコストシミュレーション
【上新電機（8173）の株主優待】まとめ

上新電機（8173）の株主優待

上新電機（8173）の基本情報

コード	8173	銘柄名	上新電機
権利確定月日	3月末日・9月末日	権利付最終日	2023年9月27日
単元株数	100株	株価	2,356円
最低株数	100株	最低投資金額	235,600円
優待内容	株主ご優待券	優待価値	5,000円相当
優待内容	株主ご優待券	優待利回り	212.22%
1株配当	75.00円	配当利回り	3.18%
貸借区分	貸借	優待配当利回り	215.41%
発行済株式数	2,800万株	最新DATA	詳細情報
資料作成日	2023年9月22日	注意事項	※最新情報ではありません ※数値は概算

※利回りは9月分のみ

上新電機（8173）の株主優待内容

3月末日および9月末日現在の株主を対象に、保有株式数、継続保有期間に応じて「株主ご優待券（200円券）」を贈呈。

基準日：3月末日

100株以上：11枚（2,200円分）
500株以上：60枚（12,000円分）
- 2年以上継続保有：30枚（6,000円分）追加贈呈
2,500株以上：120枚（24,000円分）
- 2年以上継続保有：60枚（12,000円分）追加贈呈
5,000株以上：180枚（36,000円分）
- 2年以上継続保有：90枚（18,000円分）追加贈呈

基準日：9月末日

全株主：25枚（5,000円分）

「株主ご優待券」の贈呈時期や使い方

贈呈時期と有効期限

贈呈時期
- 3月末日基準日：6月（7月1日～翌年6月30日まで有効）
- 9月末日基準日：12月上旬（翌年3月末日まで有効）

利用可能な店舗

別添の「株主ご優待券取扱店舗一覧表」に記載の各店頭および「Joshin webショップ」
- ジョーシン店舗検索
- Joshin webショップ
  - 株主ご優待券は、Joshin webショップでもご利用いただけます

利用上の注意

1回2,000円(税込)以上の買い物につき、2,000円毎に1枚（200円券）利用可能。
修理や配送代金など、一部除外商品・サービスあり。
商品の配達集金時は利用不可。

上新電機（8173）の企業紹介

引用元：上新電機－店舗用地・空店舗募集

商号：上新電機株式会社
設立：1950年　上場：1972年
本社：大阪府大阪市　業種：小売業
家電製品、情報通信機器、住宅設備機器等の販売及び付帯業務。
店舗数は、2023年3月末日現在、関連会社、FC含め223店舗。
中部・関東にも店舗進出。

上新電機（8173）の株主優待をクロス取引で取得する方法とコストシミュレーション

クロス取引の前に最低限の数値DATA等を把握

9月基準日における株主優待の権利は1株（端株）から取得可能
~~3月基準日における株主優待の権利は100株以上から~~
直近の株価水準での最低投資額は1株で約2,000円、~~100株で20万円前後~~
貸借銘柄で制度クロスも可能
過去の100株あたりの逆日歩
- 2016年3月…1日分：250円
- 2016年9月…3日分：15円
- 2017年3月…3日分：180円
- 2017年9月…3日分：15円
- 2018年3月…3日分：525円
- 2018年9月…3日分：30円
- 2019年3月…3日分：660円
- 2019年9月…1日分：5円
- 2020年3月…1日分：800円
- 2020年9月…1日分：5円
- 2021年3月…1日分：1,150円
- 2021年9月…1日分：5円
- 2022年3月…1日分：55円
- 2022年9月…3日分：15円
- 2023年3月…3日分：1,155円
- 2023年9月…逆日歩3日分
発行済株式数：2,800万株
一般信用売りの在庫（9月優待の在庫一覧）
- auカブコム証券：「長期」
- GMOクリック証券：「短期」
- SBI証券：「短期」
- SMBC日興証券：
- 楽天証券：「無期限」

クロス取引の方法とコストシミュレーション

3月末日基準日

一般在庫が豊富で人気も限定的なので、例年、クロス需要は満たせています。
制度では逆日歩が上昇傾向。2021年3月が最も高く、1日分で1,150円まで上がってきました。
3月基準日は最低100株必要です。

9月末日基準日

端株購入、一般クロス、制度クロスなど、選択肢はいろいろあります。
端株購入の場合
- auカブコム証券：プチ株（最低手数料：税込52円）
  - pontaポイントでの購入が可能
- SBI証券：S株（買付手数料：無料）
  - 売却最低手数料は55円
- その他：マネックス、岡三OLなど
一般クロスの場合
- どの口座でも在庫があれば数十円～500円以内のコストで取得できる可能性が高いと思われます。
制度クロスの場合
- 一般クロスとさほど変わらないコストで取得できそうですが、高額な逆日歩のリスクがあります。

コストシミュレーションは100株の一般クロス。

コストはこちらを参照：証券会社別売買手数料

－GMOクリック証券－

【1日定額プラン】現物、制度、一般、それぞれ1日の約定代金の合計が100万円まで手数料無料（最大300万円まで無料）
- クロス：「現物買い」×「一般信用(短期)売り」
- 9月28日の権利落ち日に現渡
- コスト＝貸株料

－auカブコム証券－

【1日定額手数料】現物＋信用の1日の約定代金の合計が100万円まで手数料無料
- クロス：「現物買い」×「一般信用(長期)売り」
- 9月28日の権利落ち日に品渡
- コスト＝貸株料（+プレミアム料）（+管理費）
  - 下表にはプレミアム料が加算されていません

－SMBC日興証券－

【ダイレクトコース】信用取引手数料無料
- クロス：「制度信用買い」×「一般信用売り」+「当日に買建玉を現引」
- 9月28日の権利落ち日に現渡
- コスト＝金利+貸株料

投資金額			230,000円			240,000円			250,000円
証券会社			GMO	auK	日興	GMO	auK	日興	GMO	auK	日興
クロス日	貸株日数	買	現物	現物	制度	現物	現物	制度	現物	現物	制度
クロス日	貸株日数	売	短期	長期	一般	短期	長期	一般	短期	長期	一般
8/28	34			321	316		335	329		349	343
8/29	33			312	307		325	320		339	334
8/30	32			302	298		316	311		329	324
8/31	29			274	272		286	283		298	295
9/1	28			265	263		276	274		288	286
9/4	27			255	254		266	265		277	276
9/5	26			246	245		256	256		267	266
9/6	25			236	236		247	247		257	257
9/7	22		534	208	210	557	217	219	580	226	228
9/8	21		509	198	201	532	207	210	554	216	218
9/11	20		485	189	192	506	197	201	527	205	209
9/12	19		461	180	183	481	187	191	501	195	199
9/13	18		437	170	175	456	178	182	475	185	190
9/14	14		340	132	139	354	138	145	369	144	151
9/15	13		315	123	130	329	128	136	343	134	142
9/19	12		291	113	122	304	118	127	316	123	132
9/20	11		267	104	113	278	108	118	290	113	123
9/21	8		194	76	86	203	79	90	211	82	94
9/22	7		170	66	78	177	69	81	185	72	84
9/25	6		146	57	69	152	59	72	158	62	75
9/26	5		121	47	60	127	49	62	132	51	65
9/27	4		97	38	51	101	39	53	105	41	55
証券会社			GMO	auK	日興	GMO	auK	日興	GMO	auK	日興
投資金額			230,000円			240,000円			250,000円

※概算数値

【上新電機（8173）の株主優待】まとめ

上新電機の株主優待、3月は、株数・期間に応じた優待券。
短期は100株で2,200円分、500株で12,000円分…
最低必要資金は20万円前後。
一般在庫が豊富。
制度クロスも可能。逆日歩は上昇傾向。2021年3月は100株1日分で1,150円。

上新電機の株主優待、9月は、全株主に5,000円分の優待券。
利用は2,000円ごとに1枚200円分しか使えない。つまり10%OFF。
有効期間が4カ月しかないことにも注意。
1株（端株）でも優待の権利がもらえる。
端株取引ができるのは、カブコム、SBIなど。
- 手数料は、売却を含めても50円～100円程度。
- 万が一のことがあっても損失は2,000円程度。
- 優待が変更・廃止にならなければ大きな利益。
- SMBC日興、GMOのオンライントレードには、単元未満株の取り扱いがない。

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※記事内容は、2023年9月22日が基準です。最新情報は各WEBサイトでご確認ください。